coLinuxインストール

インストールの手順は基本的に以下のページに沿って行った。
ERROR STORM
http://www.geocities.jp/error_storm/colinux1.html
coLinuxのバージョンが 0.6.1 になって一部記述が古いところがあるので、適宜、補足。

http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=98788
Project: Cooperative Linux: File List
から以下の二つをダウンロード

coLinux [show only this package]
0.6.1-2.4.26 [show only this release] 2004-05-28 14:00
coLinux-0.6.1.exe 2274374 43851 i386 .exe (32-bit Windows)

Root FS Images - 2.4.x-based [show only this package]
Debian [show only this release] 2004-01-27 14:00
Debian-3.0r0.ext3.1gb.bz2 18329320 40422 i386 .bz2

それぞれのファイルを解凍すると、以下の通り。

bz2圧縮形式の Windows 上での解凍は Cygwin などを推薦しているページが多かったが、TAR32.DLL で解凍した。
Common Archivers Library: TAR32.DLL
http://www.csdinc.co.jp/archiver/lib/tar32.html

Ver0.50以降では単独でbzip2形式(tar.bz2/bz2)にも対応しています。

coLinux.exe を実行して、セットアップのウィザードを起動。

  • WinPcap は参考にしたページで、外しているページが多かったので。
  • Root FileSystem image Download は、私のときにはダウンロードされなかったので、チェックを外した。

インストール先のフォルダはデフォルトの C:\Program Files\coLinux から C:\coLinux に変更。

セットアップのウィザード終了後のセットアップ先の coLinux フォルダ。先ほど解凍したカーネルのイメージもコピーしてある。

  • default.colinux.xml ファイルを変更
    • カーネルのパスを C:\colinux に変更。
    • カーネルイメージのファイル名を変更。ダウンロードして解凍したファイル名に合わせた。他に UNIX の dd コマンドでイメージをコピーする方法も紹介されていた。




root=/dev/cobd0




以下、面倒になったので簡単に。

  • 「ローカルエリア接続」で「インターネット接続の共有」を有効にする。その結果、「ローカルエリア接続2」のIPアドレスは 192.168.0.1 になる。
  • colinux-daemon.exe を実行すると、ゲストの coLinux が起動される。シェルから vi エディタなどでネットワークの設定(IPアドレスDNS、GWなど)を行う。このときキーボードはまだ日本語キーボードではなく、英語キーボードなので':'や'@'などの入力に注意。
  • カーネルイメージをbz2圧縮したまま coLinux をブートしてしまった際のログ(*)。解凍したら、ちゃんとブートした。
  • apt-get update; apt-get upgrade を行うが、apt-get update がエラーになった。原因は PROXY の指定を行っていなかったため。

# apt-get update
Couldnot connect to www.t.ring.gr.jp:80 (133.43.224.21) - connect (113 No route to host)

Googleで「coLinux PROXY」を検索し、以下のページを参考に修正したら、apt-get update ができた。
/etc/apt/apt.conf に
Acquire::http::Proxy "http://proxysv.mt.nec.co.jp:8080/";
を追加したらできた。

coLinux導入メモ
http://iwa.ath.cx/colinux/

「/etc/apt/sources.list」を作成する。もしHTTP/FTPプロキシを越える必要がある場合は、さらに「/etc/apt/apt.conf」に「Acquire::http::Proxy "http://PROXY_SERVER_HOST:PORT/";」を記述する

はてなダイアリー - motonの日記
http://diary.hatena.ne.jp/moton/20040426#1082972447

proxy経由でインターネットに接続する環境の場合
/etc/apt/apt.confを編集
Acquire {
Retries "0";
Http {
Proxy "http://user:password@proxyserver:port/";
}
};

参考:
coLinuxのインストール (その6)
http://scratchpad.fc2web.com/colinux/install/install-6.html