[特別寄稿] 松井大輔、ルマンの日々 - goo スポーツ:NumberWeb -

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 以前から海外移籍を希望していた松井だったが、この夏、イタリアのラツィオからのオファーは断っている。ラツィオが要請してきた練習参加のタイミングが、五輪代表合宿などとバッティングして合わなかったということもあったが、最終的には、クラブの意向で来たオファーより、現場からのラブコールを選んだ。ル・マン監督でスイス人のジャンデュポー氏自身が松井を欲しがり、それが選択の決め手になったという。出場機会を求めて、名より実を採る選択をした。「監督と直接話ができるのが大きい」と松井は言う。

  しかも、フランス代表MFジダンを生んだ土地柄は、松井のような創造力と意外性のあるプレーを好む。それは松井のプレーに観客が沸くという状況を見てもわかるだろう。そして、松井はそれを楽しんでいる。