ツキノワグマの被害相次ぐ 酷暑と台風で餌不足? - asahi.com : 社会

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 NPO法人「日本ツキノワグマ研究所」の米田一彦理事長も「クマは本来、人間を恐れる動物で、人里の住宅地で人を襲うのは異例。飢餓状態に近く、周囲のすべてが敵に見えるのではないか」と話し、餌不足が起きた理由として「酷暑と、夏の台風で木の実が落ちたこと」の二つを挙げる。

だが「射殺などでクマが激減すると、山の生態系が崩れる」と懸念する専門家もおり、対策は難しい。米田理事長は「餌の少ない年には、行政も住民も警戒を強めるしかない」と話している。